内容説明
道教にはじつに様々な、そして数多くの神がいる。それらの神々はどのような由来を持ち、どのような役割を果たしているのか。また人々の祈りには、どのような願いが込められているのか。道教の主要な神々を網羅し、その信仰の実際を紹介する、決定版「道教信仰入門」。
目次
1 道教の神々―その由来と役割(道教の最高神―玉皇・三清と神々の系統;天界の神々―星への信仰;土地の神々―后土・土地神・城隍神;水の神々―江河の神と龍王たち ほか)
2 神々の祭りと信仰(道観・祠廟と神々―神々はどのように祀られているか;道教儀礼と神々―道士の儀礼と神々の役割;さまざまな信仰と祭り―祈りの諸形態;巡礼する神と信徒たち―媽祖と進香団 ほか)
著者等紹介
野口鉄郎[ノグチテツロウ]
1932年、東京都生まれ。東京教育大学大学院文学研究科博士課程単位取得。横浜国立大学・筑波大学・桜美林大学を経て、現在、筑波大学名誉教授・桜美林大学名誉教授。文学博士
田中文雄[タナカフミオ]
1954年、東京都生まれ。大正大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、大正大学・国学院大学・東洋大学・明海大学非常勤講師。中国宗教専攻
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