内容説明
宋大四大書家の一人であり、王羲之を語るに避けて通れない米〓の人間像を、数々の奇行奇癖のエピソードを交えて余すところなく語る。
目次
第1章 米〓の生涯
第2章 芸術家米〓
第3章 米〓の書画論
第4章 米書鑑賞
第5章 米〓の後世への影響
第6章 米〓の日本への影響―市河米庵とその門下他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokumei17794691
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・前半の、宋代文人の美術品収集癖のエピソードは面白かった。米フツも借りた美術品をそのまま返さずに、模造品を返却したり、逆に美術品をだまし取られたりした(官に訴え出るべきと言われても、訴え出なかったので、それも「遊戯」感覚だったのでは?)。ただ、後半の米フツの書の鑑賞や、米フツの日本に与えた影響は、知識がないこともありイマイチよく分からなかった。・副題が「宋代マルチタレントの実像」とあるが、米フツについては「書家」「画家」の部分が中心だったので、それほど「マルチ」「タレント」との感じがしなかった。2024/11/20
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