内容説明
12作家12作品をとおして「書くために読む」=パラレル・ライティング、豊かな人間性を伝えるコミュニケーション能力を養う。
目次
ガイダンス(書くために読む;パラレル・ライティングとは;プロットと文章作成の型;社会人基礎力を高める;本書の効果的な使い方)
本編(悪妻論―坂口安吾;牛鍋―森鴎外;革トランク―宮沢賢治;旅行の今昔―幸田露伴;蚤―斎藤茂吉 ほか)
著者等紹介
入部明子[イリベアキコ]
1964年福岡県生まれ。筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、つくば国際大学医療保健学部医療技術学科教授。大学図書館長。文化庁文化審議会国語分科会委員。専門は日米の比較言語教育学。陪審員制度を持つアメリカの文章作成法「パワー・ライティング」に注目し、民主主義を支える論理的な表現力について研究。特に裁判員制度と言語力に関する研究成果は、著書や雑誌連載などで多数発表している。2002年度から2012年度までNHKラジオ高校講座『国語表現1』の監修・講師を務め、2014年度から2017年度までNHKテレビ『国語表現』(Eテレ)で監修・講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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