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内容説明
多彩な弟子たちによって受け継がれた、国芳の斯新な造形性とすぐれた精神性、その江戸スピリットにせまる。国芳相関図/国芳関連年譜/人物略歴/用語解説を収録。
目次
江戸スピリットのゆくえ―国芳相関図
第1章 歌川国芳と幕末明治の絵師たち
第2章 歌川国芳と近代日本画の系譜
第3章 歌川国芳と洋風表現:五姓田芳柳とその一派
第4章 郷土会の画家たちと新版画運動
静方と英朋―第10回烏合会の頃をめぐって
川瀬巴水の風景版画―渡邊庄三郎、小島烏水との関係から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てっしー
5
以前に横浜美術館にて購入、読んだのを忘れてた。江戸の粋を体現した男・歌川国芳と彼の弟子たちや、彼の影響を受けた画家たちの作品が一堂に会した贅沢な画集。失敗を(そして権力を)怖れない国芳の、攻めの姿勢が存分に味わえる。つやつやしていない紙質も日本の絵に合っていて素晴らしい。国芳ブルーを含めた浮世絵の妖しい色艶が美しく再現されている。2013/03/07
月と星
2
★★★大好きな国芳はじまりで芳年,河鍋暁斎へ。全然知らなかった鏑木清方や伊東深水,素敵な作品がたくさん。2022/02/02
果てなき冒険たまこ
0
2012~2013年に横浜美術館で開催された展覧会の図版らしい。はいはい国芳ね、いろんなとこでやってますよねと思ってページを開いたら国芳など歌川派の人たちから始まって、月岡芳年、河鍋暁斎、水野年方、鏑木清方、五姓田芳柳、伊東深水、小早川清、川瀬巴水などなど幕末から新版画に至るまで一望できるじゃないの。最近は新版画にも興味が出てきたところだからなんていいタイミング。明治美術にもまだ見どころがあるんだなぁと感心させられてしまったよ。視野は広く持とうね(自戒)2024/05/13