内容説明
初夢、啓蟄、八十八夜、三伏、二百十日、酉の市…知っていますか―季節を彩ることばのゆたかさ、おぼえていますか―くらしに寄り添うことばのぬくもり。
目次
新年(大小;年内立春 ほか)
春(きさらぎ;獺祭 ほか)
夏(みなづき;腐草蛍となる ほか)
秋(八朔;せきぐち ほか)
冬(暦跋;酉の市 ほか)
著者等紹介
岡田芳朗[オカダヨシロウ]
昭和5年(1930)東京・日本橋に生まれる。昭和28年(1953)早稲田大学教育学部卒業。昭和31年(1956)同大学大学院修了。日本古代史専攻。女子美術大学名誉教授。暦の会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちいくま
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知らないことだらけで、とても興味深く面白く読みました。単なる言葉の説明に留まらず古典とか歴史とかまで楽しめましたし、「天地明察」でしたっけ?も再読したくなりましたー 手元に置きたい本。2015/10/20
とりもり
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恥ずかしながら、旧暦が太陰暦ではなく太陰太陽暦であることをまず知らなかった。更に、二十四節気は太陽のひとめぐりを二十四等分したもの、すなわち、新暦・旧暦を問わず、毎年日にちが一定であることも知らなかった。暦について、自分が如何に無知だったかを思い知らされた一冊。★★★★★2012/12/01
花穂。(かほ。)
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古本屋で購入。暦って意外に知らないことが多くて、旧暦とか簡単にいえないものもあった。ちょっと頭を悩ませたけど、それだけ暦が馴染んでいないのか現代ってと思った。二十八宿について、知ることができた。でもやっぱり理解するためには再読必要。2012/01/29