出版社内容情報
戦後60年の国語政策の歴史を、元文化庁国語調査官の著者が、施策の体系や歴史という視点から、最新の情報を含めて執筆。
内容説明
日本語の“舵取り”はどう行われてきたか?当用漢字・現代かなづかいから60年―国語の民主化から大論争、改革の見直し、そしてグローバル化時代の施策まで、私たちの言葉を作ってきた戦後の国語政策を一望する。
目次
序章 日本語の歩みと国語政策
第1章 戦後の国語改革
第2章 民主社会の基盤整備
第3章 改革への賛否と施策の見直し
第4章 国語表記基準の再構築
第5章 「新しい時代」の施策追求
第6章 国語政策の現在、そして未来へ
著者等紹介
野村敏夫[ノムラトシオ]
1956(昭和31)年、東京都に生まれる。早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒業、早稲田大学国語国文学専攻科修了。東京都立高等学校教諭、文化庁国語調査官などを経て、桜美林大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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