内容説明
ハスは王朝の化粧水、バジルは目のごみを取る、ヨヒンベは天然のバイアグラ…。家庭の常備薬も、アンチエイジングのサプリメントもみんな、こんなに身近にあった!人と薬草の15の物語。
目次
キナ・マラリアの特効薬―キナにまさる薬なし
ケシ・人類への恩恵―痛みをとり眠りへ誘う
イボガ・アフリカの陶酔―薬物中毒の治療薬
ヨヒンベ・精力の樹―天然のバイアグラ
バッカク他・自然が生んだ避妊薬―ベラドンナ~ワタ
ヤムイモ・植物由来のホルモン源―更年期サプリメント
エキナセア・先住民の風邪薬―エキナセアのお茶はいかが
ジンコウ・究極の香り―魂を鎮める
ラベンダー・アロマテラピーの元祖―心の安らぎを
サイカチ・サイカチで髪を洗う―美髪効果
バラ・恋を誘う―アンチエイジング
ハス・心のスキンケア―王朝の化粧水
バジル・愛のシンボル―目のごみも取る
アロエ・備えあれば―家庭の万能薬
センキュウ・薬草風呂の薦め―のびのびリラクゼーション
著者等紹介
植松黎[ウエマツレイ]
1948年、東京生まれ。エッセイスト。1986年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校に客員として招かれ、その頃から毒草・薬草に親しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あんこ
13
毒と薬は紙一重なものがほとんど。薬として確立されるまでにどれだけの犠牲があったんだろう。先人の努力に頭が下がる思いがする。そんな中、素人にも気軽に試せそうなものがあった。アロエヨーグルト(もちろん市販の)はたまーに食べるけど、外用も試してみたいなあ。栽培が簡単とあったけど、風の強いうちのベランダでも大丈夫だろうか?今度ホームセンター行ったら園芸コーナー覗いて見ようっと。2017/03/27
大島ちかり
9
化粧品として、薬として欲しくなる薬草。ハスの話はとてもよかった。2017/02/01
wowon_2
1
9/10 日本語が美しくて、宝箱みたいな本2011/12/15
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