内容説明
日本霊長類研究の第三世代に属する著者は、餌場でなく野生状態での調査を重ね、ニホンザルからマダガスカルの原猿類の社会構造を探究してきた。長い研究生活の中で見えてきたものは…。
目次
1 あるオスの追放―タイゾウの物語
2 ニホンザルの社会―日本霊長類学の転換点に立って
3 子殺し―その背景にある人間社会の影響
4 壊れた行動―種の行動原理の枠組が壊れたときに現れる
5 メス優位社会―マダガスカルの原猿類
6 類人猿の社会―ヒトに至る多様な構造
7 人間の社会―「真」の社会の秘密
資料 日本の霊長類学と私の道
著者等紹介
島泰三[シマタイゾウ]
1946年、山口県下関市生まれ、下関西高、東京大学理学部人類学教室卒業。房総自然博物館館長、雑誌『にほんざる』編集長、財団法人日本野生生物研究センター主任研究員、天然記念物ニホンザルの生息地保護管理調査団(高宕山、臥牛山)主任調査員、国際協力事業団マダガスカル国派遣専門家を経て、現在日本アイアイ・ファンド代表。京都大学理学博士、マダガスカル国第五等勲位「シュバリエ」
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