出版社内容情報
ことばに値段はあるか!?言語もまた富である……現代社会における言語の価値、商品としての言語を追求して、社会言語学に新たな領域を切り拓いた野心作。
内容説明
言語もまた富である―。現代社会における言語の価値、商品としての言語を追求して、言語社会学に新たな領域を切り拓いた野心作。言語の経済的側面と経済の言語的側面をみすえて、ことばと貨幣の本質に迫る。
目次
第1章 「言語は富である」―経済発展における言語と貨幣
第2章 言語の価値―言語の経済的側面を形成する諸要因
第3章 多言語世界の諸費用―国家と経済にとってコスト費目となる言語
第4章 栄達への道程―ことばの勢力拡大を決定する経済因子
第5章 言語の経済性―言語体系の経済的なアスペクト
第6章 ことばの適応―分化と統合