内容説明
本書は、大別すると第1章から第4章までが理論篇で、第5章から第8章までが応用篇となっている。前者では対人コミュニケーションを当事者間のジョイント・ベンチャー(共同事業)と捉え、それが人と人との相互作用の質やそこに流れる感性によって支えられていることをいくつかのキー・コンセプト(鍵概念)を使って説明している。後者はジョイント・ベンチャーとしての対人コミュニケーションを実際的な側面に照らしてより具体的に述べたものである。全体としては論述的であり、それが同時に実践にもつながるようなものになるよう心掛けた。
目次
第1章 感性のコミュニケーション
第2章 メッセージのやりとり
第3章 誤解のメカニズム
第4章 情報の処理方法
第5章 組織内コミュニケーション
第6章 説得のコミュニケーション
第7章 倫理と異文化コミュニケーション
第8章 異性間コミュニケーション