出版社内容情報
『三国志演義』のすべてを凝縮した総合事典。登場人物、名場面から、ゆかりの故事成語、後世の漫画や映画まで網羅。
内容説明
正史との違いがひと目でわかる!『演義』独自の記述は、書体を変えて表示!
目次
第1章 『三国志演義』の形成とその展開
第2章 英雄たちの時代
第3章 魏の人物
第4章 蜀の人物
第5章 呉の人物
第6章 後漢・西晉の人物
第7章 名場面四十選
第8章 戦いの諸相
第9章 謀略と表象
第10章 関帝信仰
第11章 資料集
著者等紹介
渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年、東京都生まれ。文学博士。早稲田大学理事・文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長
仙石知子[センゴクトモコ]
1971年、東京都生まれ。博士(中国学)・博士(文学)。早稲田大学文学学術院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
80
『三国志』好きには家に置いておきたいハードカバー事典!!この時点で字が小さいから文庫版は無理そう(¯―¯٥)Daddyが欲しいかもしれないが、値段が3600円とプラス税なので言わないでおこう(;一_一)2019/09/19
金吾
24
三国志演義に関してかなり詳しく書いてあります。人物の部分が面白く、功績や人生が整理できました。2023/04/11
butako
1
数か月積読してたのを正月休みに読破。正史と演義の違いを説明することにとてもこだわっていて、その違いを把握したい人が想定読者だと思う。横山三国志だと蜀が滅びて終わりだけど、その後の魏・呉が滅んで普が中華統一する流れがちゃんと読めて良い。また、人物説明にページを多く割いていたり、家系図もあったりで各人物の関係を把握しやすい点も良い。2023/01/03
VooSee
1
三国志演義の人物、出来事などの事典。結構大きめサイズで、「7つの習慣」のハードカバーらへんのサイズ感だが、文字サイズは小さくないので読みやすい。 ストーリーとは別に人ごとに知りたいときに横にあると便利。2020/12/06
ソニックゆうすけ
1
展覧会に合わせ読む。色々なエピソードは後に演義用に脚色されたものがほとんど。特に赤壁の戦いは孔明でなく、事実では周瑜が功労者とか初耳。今改めて演義を考えると蜀の行為は正義で、曹操は悪人過ぎる設定なんですね。なんとも。2019/08/30