内容説明
タバコ・酒・女・哲学・文学・政治・戦争…。あらゆる分野への悪口・皮肉・揶揄・罵詈雑言を一堂に集めフランス風のエスプリで味つけした世界の毒舌集。忙しい人もひまな人も、電車の中でも寝床の中でも、ひそかにたのしめる一冊。
目次
1 ひと
2 趣味・文化
3 仕事
4 思想
5 くにぐに
6 人物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
6
原本はフランスであるのもうなずけます。よくこれだけ集めたものだと感じています。日本人だとこれだけエスプリの利いた言葉を集めるのは非常に苦労すると感じます。さらっと通しで読んだだけですが、ちょっと開いたところを読んでもいいと感じました。2012/04/19
海老エミ
5
完全にパラパラと、面白い文章を拾い読みしただけ。 女性二人が抱き合う姿を見るとボクサーが抱き合う姿のように見えるとかなんとかあったりで面白いです。 メモらなかったからウロw 絶景本棚で評論家の先生の本棚に並んでた?のをみて借りてみました。 色んな本があるもんだなーってなりました。2018/10/30
周利槃特
3
アンブローズ・ビアスに類似な本を読みたかったから。「ユーモア大百科」という別の本もあるが、的確な毒舌とユーモアは深くでつながっているような気がする。ニヤリとさせられる笑いのメカニズムが一緒という気がする。「お金に匂いがないのではなく、人間に嗅覚がないのだ」「君はすばらしい批評家になるだろう、よく知らないことについてとてもうまく話すから」(アンリ・ジャンソン)2018/05/29
nata
3
炎上の心配も無く好き放題言っててうらやましい。「人間は誰でも考えている。インテリだけがそのことを自慢しているのだ。」2013/08/18
ハコ
2
皆川博子さんがこの本をおやつにしているそう。確かに、ちょっとつまむのにいい本。2011/08/15