感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
61
通常使用している名詞や古代・中世の名詞など西洋のフィルタを通した名詞をシンボルに置き換えた事典。事典として見ていくと神話や宗教的意味合いが言葉に宿っていることが分かる。2014/11/01
寧々子
14
参考文献に名前が挙がっているのを見て以来気になっていた。『イメージシンボル辞典』というタイトルからは、本の中身が想像しづらい。だがしかし、嗅覚を頼りに手を伸ばしてみて正解だった。想像力を刺激するような言葉の羅列が、文字通り辞典の形式で755Pに渡って示されているのだ。一つの単語に隠された裏の意味、その単語が用いられている本に関して、宗教ではどういうポジションに位置するか。それらを事細かに知ることができる。これを期に、シンボルにはまりそう。智の海に溺れていく感覚は、いつだってどうしようもなく興奮する。2009/07/08
和沙
2
『DICTIONARY OF SYMBOLS AND IMAGERY』の訳出事典。基本的には英語で単語を引き、その単語が含むシンボル的意味やイメージを解説する。神話・聖書だけでなく、文学やユングなどから導き出されたイメージについても載っている。2018/01/30
monado
1
少しづつ読み進めて10ヶ月ほどかけて読了。 思ったよりアバウトな記述が多いが、通読するとこの事典が表す世界観(原型としての聖王と太女神)がかなりはっきり見えてくる。 世界は原型から影響を受け、アンビギュアスな対立に満ちている。2019/04/22
みきゃ
1
お酒飲みながら眺めるのが楽しい本
-
- 和書
- 実用重視の事業評価入門