出版社内容情報
一つの時代の終わりと始まり。
<あらすじ>
「ぼくは、うまくやれただろうか」
グロワス十三世の治世開始より二十余年。王太子はじめ次世代を担う若者たちが育つ一方で、
王国を取り巻く状況は風雲急を告げるものとなっていた。プロザン王フライシュ三世の死に端を発する
国際秩序の地殻変動は列強各国を巻き込んだ大戦争へと発展し、その一角たるサンテネリも
また望まぬ戦に絡み取られた。戦時下の社会不安が体制への不満を増幅せしめ、
共和主義者の台頭さえ危ぶまれる中、枢密院は難しい舵取りを迫られることとなった。
代わり映えのせぬ陰鬱な日々に人々は願う。新しい”何か”を。
そしてついに、旧い陽は沈みゆく。黄昏が訪れる。
わずかに残された時間の中で、果たして王は何を残しうるのか。
【目次】



