出版社内容情報
一つの時代の終わりと始まり。
本編は、書き下ろしエピソードを含む2万時を超える大幅加筆。
初回出荷限定特典として、玉座のしおり『宴の後:アナリゼ』封入!
<あらすじ>
「ぼくは、うまくやれただろうか」
グロワス十三世の治世開始より二十余年。王太子はじめ次世代を担う若者たちが育つ一方で、
王国を取り巻く状況は風雲急を告げるものとなっていた。プロザン王フライシュ三世の死に端を発する
国際秩序の地殻変動は列強各国を巻き込んだ大戦争へと発展し、その一角たるサンテネリも
また望まぬ戦に絡み取られた。戦時下の社会不安が体制への不満を増幅せしめ、
共和主義者の台頭さえ危ぶまれる中、枢密院は難しい舵取りを迫られることとなった。
代わり映えのせぬ陰鬱な日々に人々は願う。新しい”何か”を。
そしてついに、旧い陽は沈みゆく。黄昏が訪れる。
わずかに残された時間の中で、果たして王は何を残しうるのか。
【目次】
内容説明
「ぼくは、うまくやれただろうか」グロワス十三世の治世開始より二十余年。王太子はじめ次世代を担う若者たちが育つ一方で、王国を取り巻く状況は風雲急を告げていた。プロザン王フライシュ三世の死に端を発する国際秩序の地殻変動は列強各国を巻き込んだ大戦争へと発展し、その一角たるサンテネリもまた望まぬ戦に絡み取られた。戦時下の社会不安が体制への不満を増幅せしめ、共和主義者の台頭さえ危ぶまれる中、人々は願う。新しい”何か”を。そしてついに、旧い陽は沈みゆく。黄昏が訪れる。わずかに残された時間の中で、果たして王は何を残しうるのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
19
グロワス十三世の治世開始より二十余年。次世代を担う若者たちが育つ一方、プロザン王フライシュ三世の死に端を発する国際秩序の地殻変動は、列強各国を巻き込んだ大戦争へと発展していく第4弾。戦時下の社会不安が体制への不満を増幅して、共和主義者の台頭さえ危ぶまれる中、難しい舵取りを迫られる枢密院。子どもたちとの様子が描かれる一方で、二重戦争や戦費令も成果のない消耗とされ苦慮しても、レスパンを処刑せずに会い対話を重ねて真摯に向き合う姿勢は変わらなくて、これまで積み重ねてきた彼の治世の評価はなかなか奥の深い結末ですね。2026/09/14
コウディー
6
病床の主人公に妻ブラウネが「独り寝が寂しい」と告げ抱きかかえる場面に胸を打たれた。我慢してきた本音が溢れる姿に深い愛を感じると同時に、それが最期の近さを意味する切ない二重構造が刺さる。これほど愛される主人公が羨ましく、自分も姿を消した時に「寂しい」と思ってもらえる夫でありたいと思った。単なる物語の鑑賞にとどまらず、自分にとって大切な存在とどう向き合っていくべきかを深く考えさせてくれる一冊だった。2026/09/22
もと
2
図書館本。1,2が意外と面白かったので続巻も読むことにした。主人公の性格が大人になったり、正妃の性格がはっきりしてきたり、という展開もあってより面白くなってきたかも。続編もありそうなので楽しみ。2026/08/21
小森
0
現代の感覚を持ったままサンテネリの王という役割を背負い続けた一人の男の生涯を見届けたような感慨がある。濃密に描かれたことで、本当にいた一人の人間が亡くなったかのような感覚が残るの、素晴らしい作品だった証左であると思います。R.I.P グロワス・グロー。2026/09/29
うんの
0
咽び泣いた2026/09/17




