出版社内容情報
死に場所についてどのように考えるか。
その問いにうまく答えることができるのであれば、現実の死に場所は問題になってこないかもしれない。そこが不確かであるからこそ、私たちは死ぬ場所にこだわるのかもしれないのである。
よく理想の死に方として、「ピンピンコロリ」ということが言われる。年をとっても病気で苦しむことなく元気で生活し、最期は、寝た切りになることもなく、あっさりと死にたいというわけである。そこには、家族に迷惑をかけなくないという思いも働いている。
しかし、どうだろうか。
死は、人生において一度しか訪れない重要な出来事である。そうであれば、それをじっくりと体験していくというのも意味のあることかもしれない。自分はどのように死んでいくのか、どこが死に場所になるのか。それを見極めながら死に臨んでいくのだ。
「コロリ」では、死を十分に体験したことにはならない。もちろん、最期癌で亡くなるという状況になり、苦痛に苛まれることはなるべく避けたいところではある。それでも、どうそれに向き合うか。私たちは、死に至るまでの過程を存分に味わってから、あの世へ旅立ってもいいのではないだろうか。(本書より)
【目次】
第1章 死んだらどこへ行くのか
第2章 日本人はどこで死んできたのか
第3章 なぜ八割が病院で死んだのか?
第4章 施設や自宅での死―病院以外の死に場所
第5章 孤独死と在宅ひとり死
第6章 死んだ後の場所―葬式と墓
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