出版社内容情報
本書は、創造的で変革をもたらす革新的なリサーチ・フレームワークとして、
「構成主義的デザイン・リサーチフレームワーク」を紹介しています。
この手法は、クリエイティブな探究を深め、社会変革を促したいと願う
あらゆる専門家や研究者に活用していただけるものです。
本書の特徴は、社会構成主義の理論とデザイン思考のツールを
融合させている点にあります。
これにより、「量的か質的か」「主観的か客観的か」といった、
従来の研究における二元論的な考え方に一石を投じています。
中心となるのは、世界観を構築するために必要な「複雑で関係性に基づいた成果」への着目です。
そこでは、異なる関係性のプロセス(リサーチ手法)が、
それぞれ異なる現実(知識)を形作ると考えられています。
つまり、あらゆる「真実」とは、特定の時代において共同で創り出され、
特定の文脈において有用な、「文脈に依存した真実(contextual truths)」なのです。
【目次】
はじめに
序章 創造的で革新的なリサーチの舞台を用意する
第1章 社会構成主義とデザイン思考~リサーチの哲学的視点と実践的視点
第2章 構成主義的デザイン・リサーチフレームワーク
第3章 価値を見出す・つながる/フェーズ 1 協働的共創
第4章 定義する・組み直す/フェーズ 2 生成的リサーチ・クエスチョン
第5章 着想する・試作する/フェーズ 3 データの生成と意味づけ
第6章 試してみる・実装する/フェーズ4 未来の形成
第7章 介入としてのリサーチ~二項対立を超えて
文献
内容説明
本書では、リサーチを理解し実践するための創造的で革新的なアプローチを紹介します。リサーチは、単に知を生み出すことにとどまらず、新しいアイデアを喚起し、問題解決や社会変化に向けた新たな枠組みを創り出します。リサーチとは未来をかたちづくる営みです。本書は、イノベーションへの意欲を持ち、テーマを創造的かつ想像力豊かに探究し、新しい実践を生み出そうとする人々に向けて書かれています。
目次
序章 創造的で革新的なリサーチの舞台を用意する
第1章 社会構成主義とデザイン思考 リサーチの哲学的視点と実践的視点
第2章 構成主義的デザイン・リサーチフレームワーク
第3章 価値を見出す・つながる フェーズ1 協働的共創
第4章 定義する・組み直す フェーズ2 生成的リサーチ・クエスチョン
第5章 着想する・試作する フェーズ3 データの生成と意味づけ
第6章 試してみる・実装する フェーズ4 未来の形成
第7章 介入としてのリサーチ 二項対立を超えて
著者等紹介
カマルゴ・ボルジェス,セリアーニ[カマルゴボルジェス,セリアーニ] [Camargo‐Borges,Celiane]
オランダ・ブレダ応用科学大学講師・研究員。タオス・インスティテュート理事。社会構成主義理論およびデザイン思考を専門とし、対話プロセスと構成主義的デザイン・リサーチに関するコンサルティングに携わる。「Designing Conversations」(designingconversations.us)の創設者。多数の学術論文を執筆
マクナミー,シーラ[マクナミー,シーラ] [McNamee,Sheila]
ニューハンプシャー大学名誉教授。タオス・インスティテュート共同創設者・副代表。心理療法、教育、医療、組織、コミュニティなど、さまざまな社会的・制度的文脈における対話的な変容を主たる研究テーマとしている。社会研究のオルタナティブなビジョンについて幅広く執筆している
東村知子[ヒガシムラトモコ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都教育大学教育学部教授
鮫島輝美[サメシマテルミ]
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、関西医科大学看護学部看護学研究科教授
長尾彰[ナガオアキラ]
組織開発ファシリテーター。株式会社ナガオ考務店 代表取締役。学校法人茂来学園 理事。静岡県生まれ。日本福祉大学卒業後、東京学芸大学で野外教育学を研究後、研修会社・玩具メーカー・人事コンサルタントを経て独立。様々な組織・集団がグループからチームに進化・成長するための促進を始め、事業・商品開発やサービスデザインの支援など、目的に応じた多様なアプローチで組織開発を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



