出版社内容情報
真面目に笑って、真面目に泣ける“下町ヒューマン劇場”
寂れた商店街の老舗ラーメン店「ラーメンテイ」を舞台に、借金取りと店主家族が織りなす笑いと涙の人情物語
人情と皮肉が湯気のように立ちのぼる
舞台は北山町商店街。
シャッターの閉まった店が増え、かつての賑わいを失いつつある街の一角に、
カタカナ表記が印象的な中華料理店「ラーメンテイ」がある。
店主・木原兵衛、78歳。
亡き婿、病を抱える娘、働き始めた孫たち――
それぞれの事情を抱えながら、尊重し合い、かろうじて営業の灯をつなぎ続けてきた。
そんなある祝日の昼下がり、
店を訪れたのは、細身のスーツに身を包んだ見慣れぬ男。
名刺に記された肩書きは、
「ニッコニコファイナンス 融資課長兼 非常時顧客対応班長」。
穏やかとも冷酷ともつかぬその存在が、
ラーメンテイの、そして木原家の運命に波紋を広げていく。
借金、老い、病、家族、商店街の衰退といった重いテーマを扱いながらも、
ユーモアと人情、そして倉田流の語り口で、どこか懐かしく、
「感謝すること」「生きること」「続けること」の尊さを問いかける一冊です。
【目次】
序 章
第一章「ラーメンテイ」の現実
第二章 木原兵衛、家族の決断?
第三章 ゼニオ融資課長の処遇
第四章 「ヨレヨレズングリ男」の登場
第五章 どうなる、「ニッコニコファイナンス北山町店」
第六章 新たな展開
第七章 いよいよ、東座留間の名取町へ
終 章 それぞれの歩む道
内容説明
寂れた商店街の老舗ラーメン店を舞台に借金取りと家族が織りなす、笑いと涙の人情物語。人情と皮肉が湯気のように立ちのぼる、倉田流・下町活劇!
著者等紹介
倉田周平[クラタシュウヘイ]
1955年3月 広島県福山市生まれの東京育ち。早大理工学部応用化学科卒業。総通東京デザインスクールコピーライティング専科卒業。日本脚本家連盟育成会、日本中央文学会会友及び、放送大学教養学部科目履修生等を経て文筆活動。近代文芸社刊書籍出版、パレード星雲社刊書籍出版及び、電子書籍出版あり。1997年 NHK札幌シナリオ募集奨励賞。1998年 コスモス文学会奨励賞。1999年 NHK広島シナリオ佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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