出版社内容情報
暮らしを自分流で愉しむ中から生まれた、幸福と健康の食卓
「私はね、暮らしの面白いことを案出するのが愉しみで、朝から晩まで、退屈というものがないのですよ。今はうちの者に食事をつくってもらうことが多くなりましたが、ついこの間までは、全部自分でつくっていましたから、食事は、私の重大な仕事でした。どんな朝食をつくろうか。漬けものはどんな味にしようか。味噌汁はどんなものにしようか。ご飯の炊き方はどうすればうまくいくか。こんなふうに暮らしていますとね、次々と思いつきが生まれるのですね。
私は、どんなことでも、自分独特の方法を考えるのが好きで、これを自慢にしていたのですが、それもね、病気をして以来、この自慢の種がまた、減ってしまいました。まア、年をとったということですが、今でもね、私流の暮らし方を、時どき発明して、うちの者たちをびっくりさせているのですよ。
暮らしを自分流に愉しもうという気持ちがあると、料理にしろ、家の中のしつらえにしろ、どうしたらもっと旨いものがつくれるか。気持ちのよい部屋にできるか、と考えることにつながって、それが、新しい工夫を生み出すきっかけになるのですね。」宇野千代
【目次】
宇野千代「幸福と健康」レシピ
1章発明料理
焼きそうめん
白身魚のぶつ切り炒め
粉ふき芋の蟹あんかけ
極道すきやき
大好きな和え物3品
やみつきサラダ3品
大好きな味噌汁
私のカレーライス
あなごのバター焼き
ふかひれ風スープ
2章お国自慢料理
岩国鮨
大平
ぎせい豆腐
鯛そうめん
蓮根のずんだ和え
ゆで豚
よもぎ団子
3章 健康料理
しらすおろし丼
変わり天ぷら種
さつま芋のいが蒸し
あずきがゆ
野菜のごま和え
野菜とベーコン入りの牛乳スープ
大根と牛肉の旨煮
大根料理2品
豚肉と白菜の蒸し煮
ほか盛りだくさん



