出版社内容情報
片岡弥吉氏は1908年、長崎の潜伏キリシタンの家に生まれ、幼少期から自然にキリシタン史への関心を深めていった。彼の処女作『高山右近大夫長房傳』は1936(昭和11)年に出版されたが、これはキリシタン大名の中でもとくに異彩を放つ高山右近を扱った作品である。
しかし、日本では禁教令以後、キリシタンに関する歴史は徹底的に抹消され、右近に関する国内資料はほとんど残されていなかった。そこで片岡氏は、海外に散在する記録を丹念に収集し、これを基に同作を完成させた。その後も生涯にわたり幾度も改稿を重ね、自身の代表作として育て続けている。
片岡弥吉全集の最終巻(第5巻)に高山右近を取り上げていることは、片岡氏が右近に寄せた特別な思い入れの深さを示すものである。 そのほかに明治、大正、昭和のキリシタンの歴史として忘れてはならない女性「岩永マキ」を取り上げた。
【目次】
(1)著書 高山右近大夫長房傳
(2)報告書「マニラにおける日本人関係遺址調査報告書」
(3)論考1キリシタン墓碑研究 長崎県下キリシタン墓碑総覧
論考2 キリシタン墓碑の研究
論考3 キリシタン墓碑の源流と墓碑型式分類
(4)論考 岩永マキの伝記2題 岩永マキ/岩永マキと浦上の乙女たち 柳谷武夫編 片岡弥吉著述目録/片岡弥吉略歴等/「片岡弥吉全集総目録
内容説明
この第5集をもって、片岡弥吉全集が完了です。収録された書籍は、弥吉の処女作で一九三六(昭和十一)年に出版された『高山右近大夫長房伝』。キリシタン大名の中でもとくに異彩を放つ高山右近です。そのほかに年涯にわたって取り組んでいた「キリシタン墓碑研究」、また明治、大正、昭和のキリシタンの歴史として忘れてはならない女性「岩永マキ」を取り上げています。
目次
はじめに 全集5の刊行にあたって
【著書】『高山右近大夫長房伝』
【報告集】『マニラに於ける日本人関係遺址調査報告書』
【論考】キリシタン墓碑研究
【論考】岩永マキの「伝記」二題
あとがき 『片岡弥吉全集』の刊行を終えて
著者等紹介
片岡弥吉[カタオカヤキチ]
1908年長崎県生。日本大学卒。純心女子短期大学副学長、1980年2月21日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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