出版社内容情報
「変な配達員さんがいるんです……」運送会社・さくら配達に、奇妙な問い合わせが相次いだ。その配達員はインターフォンを三回、ノックを三回、そして「さくら配達です」と三回呼びかけるのだという。まるで嫌がらせのようなその行為を受けた人間に共通するのは、配達の指定時間に荷物を受け取れず、不在票を入れられていたという事実。実害はないが、どうにも気味が悪い……そんな中、時間指定をしておきながら、わざと不在にして配達員に荷物を持ち帰らせるというイタズラを繰り返す男のもとに、不気味な配達員が姿を現し――。不可解な怪異によっ
【目次】
内容説明
「変な配達員さんがいるんです…」ある配達会社に寄せられた奇妙な問い合わせ。それは恐怖の連鎖のはじまりだった―「配達」を巡る日常浸食系ホラー!アルファポリス第8回ホラー・ミステリー小説大賞、堂々の大賞受賞。
著者等紹介
鞠目[マリメ]
第11回ネット小説大賞受賞、『下の階にはツキノワグマが住んでいる』(ことのは文庫)でデビュー。アルファポリス第8回ホラー・ミステリー小説大賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
79
これは怖い!日頃当たり前のように利用し、荷物を再配達していただくこともあるのでこんな事がホントに起こると怖さより不気味さがくる。再配達をしたのに、また不在。運送会社の人は帰ったハズが続けてチャイムが3回、ピンボーンが3回、会社の名前を3回、ドアを開けると誰もいない。客側と配達側からのストーリーが語られていき、詳細を知るにつれ、1人、また1人と人が消えていく。現実的ではないものの、やはり怖い。ただ、最初の男の客はヒドイ。わざと留守にして配達員を覗き見て笑っているなんて。運送会社の人にはいつもご苦労様です。2026/01/09
keroppi
61
宅配便がホラーになるなんて。知らない人からノックされたり、迷惑メールが届いたり、それはそれで怖いけど、それが重複し、ストーカーや不可思議な自殺も絡んできて、人が作り出す恐怖の連鎖が起こり、どんどん恐怖の渦に巻き込まれていく。いつもきちんと届けていたただく配達員の方々には、申し訳ないが、不在配達が怖くなってくる。はい、ちゃんと受け取るようにします。#NetGalleyJP2025/12/03
Kurara
40
★3 不在票と不思議な配達員。何度も居留守を配達させられるとドライバーの心理状態はこうなってくるのかも。ホラーのようで都市伝説的な恐怖を感じられました #NetGalleyJP 【25.93】2025/12/26
いたろう
27
インターフォンが続けて3回、乱暴なノックが3回、大声で運送会社の名前の連呼が3回、加えて、不在のため荷物を持ち帰ったという不審なショートメッセージ。そして、その住人の運命は・・・。これもまた、最近流行りの都市伝説系ホラー小説。昔は、ホラー小説と言えば、呪いだったり、この世の物ならぬ存在だったり、最終的に怪異の正体が判明して、それから逃げる、あるいはそれと戦うという話が定番だったと思うが、最近のこのジャンルのホラーは、はっきりとした答えを最後まで示さないまま、ただ恐怖をたたみかけていく。結局、何だったのか?2026/01/24
くまちゃん
16
窓に映る影が何か確かめずにはいられない。それは「違う」事を確かめて安心したいから。でも「違わなかった」ら?知らなかったらなかった事に出来たのに。2026/01/12




