出版社内容情報
「世界のすべての国家元首と外交官が女性になれば、新しい戦争は始まらない!」
失業中の主婦、山野陽弥子は夫・武流の言葉に驚愕した。
なぜ戦争が起こるのか。それは多くの国家元首や外交官が男性だから。男性は本能的に、暴力によって自分の大切なものを守ろうと戦争を起こす。侵略されないために、相手よりも強い力をみせつける。だからこそ、相手も同じだと思い込み、信用しない。時には、自分が得てきたものが命よりも大事だと考える。
では、女性は?
陽弥子は、戦争のない世界は、話し合いで実現できると断言した。相手を信じ、相手に信じてもらってこその平和。男性が「命を守るために争わない」を前提に他国と関わることができないなら、女性がその役目を担うべきだ。
女性に政治ができるわけがない?政治も社会も「甘くない」?
今までの政治は「男性による、男性のための政治」。女性による政治がどんなものか、真に知る人は古今東西にいるのか。
女性たちよ、今こそ大切な人の未来のために声をあげ、立ち上がる時!「力で支配する男性の政治」に引導を渡し、「信頼と世界平和の女性の政治」を始めるために、北海道に住む平凡な3児の母が総理大臣を目指す!
あなたの考える「平和な世界」はどんな世界ですか?この世に生きる人たちに贈る、世界平和のための物語。
【目次】
プロローグ
第1章 男性よ退け、女性よ立ち上がれ!
第2章 目覚めよ、フェミニストたち!
第3章 声を上げよ、ファーストレディたち!
エピローグ
あとがき



