出版社内容情報
「なんでケアマネなんかに?」――多様な福祉サービスを展開し、近隣から「福祉村」と呼ばれている社会福祉法人・敬齢会。約6年半の間、そこで各部門を経験しながら資格を取得し、いよいよ念願の介護支援専門員(ケアマネジャー)となった青井桃花だったが、勤務初日に彼女を待っていたのは理事長のそんな冷ややかな言葉だった。
そのうえ、引き合わされた同僚はちょっとクセ者揃い? 初めての利用者訪問でも満足なヒアリングができずさっそく凹み気味の桃花だったが、それでも大きな理想を抱いてケアマネを目指した彼女は夢に向かって進み続ける。
せつない恋愛小説で高い人気を誇る作家・いぬじゅんが、初めて見せるもうひとつの顔。現役ケアマネとしての経験の中から生まれた、理想と現実の狭間で奮闘する新人ケアマネの姿を借りて描く、介護の現場のヒューマンドラマ登場!!
【目次】
内容説明
いぬじゅんが初めて描く、現役ケアマネジャーとしての経験から生まれたヒューマンドラマ。多様な福祉サービスを展開し、近隣から「福祉村」と呼ばれている社会福祉法人・敬齢会。約6年半の間、そこで経験を積み資格を取得し、いよいよ念願の介護支援専門員(ケアマネジャー)となった青井桃花だったが、勤務初日に彼女を待っていたのは理事長の冷ややかな言葉、ちょっとクセの強そうな同僚たち、そしてまだまだ未熟な自分という現実だった。それでも大きな理想を抱いて歩きはじめた道だから桃花は邁進する。目の前の壁がどんなに高くても―。
著者等紹介
いぬじゅん[イヌジュン]
奈良県出身。2014年に「第8回日本ケータイ小説大賞」大賞受賞作『いつか、眠りにつく日』でデビュー。2015年には『北上症候群』で「第1回ソングノベルズ大賞『DREAMS COME TRUE編』」入賞。また2019年に『この冬、いなくなる君へ』で第8回の、2022年には『この恋が、かなうなら』で第10回の「静岡書店大賞 映像化したい部門」大賞を受賞している。執筆活動と並行して主任介護支援専門員としての業務にも従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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