内容説明
満州、そして中国。私のもう一つの故郷。満州と新中国で育った14年間。郷愁に誘われるように訪中した30余年前。60年の隔たりがあってもそこに生きる人々の輝きと陰に違いはなく、だから私は二つの故郷の人々が互いに理解し合えると信じている。日中の近代史とともに90年を生きる山崎献が送る珠玉のエッセー!
目次
第一部 中国一口話(「体は楽器」人相は 氏より育ちで 形が出来;「吃飯了マ?」満腹の 笑みに平和の 神宿り;「感情も文法」感情を 籠めればバカも 愛情語;「八个Y路」バカヤロは 歴史が残した 友好語;「ワンパターン」ワンパターン 英語のような 中国語 ほか)
第二部 私と中国(旅の虫;韓国の旅;見果てぬ夢;武士道;零八憲章と政治局員 ほか)
著者等紹介
山崎献[ヤマサキケン]
1935年5月15日 長崎で出生。すぐ渡満。旧満州新京へ。1992年4月 NTTを退社。(四国データ通信部社内システム開発課長)。定年後はすぐ中国へ渡り、語学留学。日本語教師。囲碁交流。自転車旅行などで、少なくとも年に一回は中国へ行っています。2020年、コロナ以後こんなに長い間中国へ行っていないのは初めてです(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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