出版社内容情報
きっかけは大学受験の失敗だった。そのときはじめて、医師を目指していたはずの自分の将来に迷いを抱いた誉(ほまれ)は、以来、昼夜逆転のアルバイト生活を送っていた。ある日のバイトの帰り道、幼馴染から預かったまま死なせてしまった兎が目の前を横切った。兎を追ってたどりついたのは、深夜だというのに煌々と明かりを灯す銭湯・かくり湯。番台には堂々とした体躯の馬頭の男が座り、三助は狐面を被った水干姿の少年・宵(よい)。そして集まる客は――死者の魂。実はここかくり湯は、亡者たちが死出の旅路に向かう前の一時を湯浴みして過ごす、この世ならざる銭湯だったのだ。そうとは気づかず迷い込み、不注意で壊してしまった宵の狐面の弁済としてかくり湯で雑用係として働くことになった誉は……。
2023年に「第三回ステキブンゲイ大賞」優秀賞を受賞し、丁寧な改稿を重ねた末にいよいよ発売を迎えた、心に沁みる和風ファンタジー!!
【目次】
内容説明
大学受験に失敗して以来、医師を目指していた自分の将来に迷いを抱いた誉。昼夜逆転のアルバイト生活を送っていた彼が、ある日の帰り道、死なせてしまったはずの兎に導かれて、深夜だというのに煌々と明かりを灯す銭湯・かくり湯にたどりつく。番台には堂々とした体躯に馬頭の男が座り、三助は狐面を被った水干姿の少年・宵。そして集まる客は―死者の魂。実はここかくり湯は、亡者たちが死出の旅路に向かう前の一時を湯浴みして過ごす、この世ならざる銭湯だったのだ。不注意で壊してしまった宵の狐面の弁済として、かくり湯で働くことになった誉は…。「第三回ステキブンゲイ大賞」優秀賞受賞作、丁寧な改稿を重ね、いよいよ登場!!
著者等紹介
ユメノ[ユメノ]
2017年「遊ぶ幽霊」で第41回すばる文学賞佳作(兎束まいこ名義)。2023年『隠れかくり湯営業中』で第三回ステキブンゲイ大賞優秀賞受賞。河出書房新社『5分シリーズ』に作品収録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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