異文化社会の農民技術の解析と国際協力―アジア・アフリカ・南太平洋の農村・農民に学ぶ

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異文化社会の農民技術の解析と国際協力―アジア・アフリカ・南太平洋の農村・農民に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 452p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784434362163
  • NDC分類 612
  • Cコード C3061

出版社内容情報

日本は「稲穂の国」と云われ、コメ作りは神事やお祭り、経済、軍事、政治に影響を与えてきた歴史がある。コメ作り技術と文化をもとに発展してきた国といえる。戦後、アジア諸国に対する最初の国際協力は食料増産を目的とした灌漑稲作協力である。現在はアジアからアフリカへ日本的灌漑稲作協力は拡大し食料自給の国際協力に取り組んでいる。日本の農業協力は農学、農工学等の自然科学技術が中心となり、地域の農民技術や農村社会文化の実態調査を軽視した生産性重視の技術協力が行われている。本書は農業協力とは農民技術や農社会の実態を総合的・全体的に把握し、学際的なアプローチや社会文化を尊重する重要性を説いている。著者の長い農業技術協力の現場経験と大学での研究やNGO活動の実践体験から農業協力の先導的役割として「農民技術と農村実態調査」の重要性を体系的にまとめている。本書の基調は国際協力と農業協力として次の4部に分け説いている。
第I部「異文化社会の農村・農民と国際協力を考える」
第II部「異文化社会の農民技術の解明と農業協力」
第III部「これからのアフリカの食料問題と農業協力を考える」
第IV部「アジア、アフリカ、南太平洋の農業協力にロマンと生き甲斐を求めて」


【目次】

第I部「異文化社会の農村・農民と国際協力を考える」
第II部「異文化社会の農民技術の解明と農業協力」
第III部「これからのアフリカの食料問題と農業協力を考える」
第IV部「アジア、アフリカ、南太平洋の農業協力にロマンと生き甲斐を求めて」

内容説明

日本はコメ文化を基にした国である。今日、日本はコメ自給問題が大きく取り上げられている。第二次世界大戦後、日本は1951年に講和条約を締結して国際社会に復帰し、コメ技術をもってアジア、アフリカ、南太平洋諸国の食料自給支援の国際協力を行ってきた。筆者が長いアジア、アフリカ、南太平洋の異文化社会にてコメを中心とした農業協力現場の実践から探求した食料自給や国際協力を解く書である。コメづくりから説く日本の伝統文化、歴史からみる日本人の海外進出や移民、そして異文化社会の農民技術と技術協力の実態解明から教えられる国際社会や国際協力の活き方の書でもある。

目次

第1部 異文化社会の農村・農民と国際協力を考える(アジア、アフリカ、南太平洋でみた農村・農民と農業協力;日本人の海外進出、移民と国際協力)
第2部 異文化社会の農民技術の解明と農業協力(南太平洋の巨大フィジーのコメの自給はなぜ達成できなかったのか―フィジー稲作農民技術の解明と農業技術協力―;フィジー稲作協力に対する外務省経済協力評価調査の厳しい評価とその検証 ほか)
第3部 これからのアフリカの食料問題と農業協力を考える(農業・食料は人類の源である;アジア・アフリカの農業と食用作物 ほか)
第4部 アジア、アフリカ、南太平洋の農業協力にロマンと生き甲斐を求めて(農業開発協力を志す;日本で学びアメリカ、カナダ、ドイツの協力から学ぶ ほか)

著者等紹介

増見国弘[マスミクニヒロ]
農学博士。1947年徳島県徳島市に生まれる。現在、特定非営利活動法人 国際開発フロンティア機構(IDFO)理事長。フィリピンIDFO農村開発研究研修センター所長。(社)アフリカ開発協会 理事。増見事務所代表、SeeMore店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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