出版社内容情報
合言葉は、やってみよう!
子どもが“自ら動き出す”学童保育の挑戦と記録。
共働き家庭の「夏休みの壁」に真正面から向き合う著者が立ち上げた民間学童保育、「ハルラボ/ナツラボ」の実践を記した一冊です。
著者は、20年以上にわたり音楽教室で子どもと親に寄り添ってきたリトミック講師。
「朝から晩まで、遊んで学ぶ夏休みを、もう一度子どもたちに」
そんな想いのもと始まったこの学童保育では、子どもたちが自分で料理をし、畑を耕し、性教育やお金の学びにも取り組みます。
さらに、リトミックや祭り、遊びや対話などの体験を通して“生きる力”を育む工夫が散りばめられています。
◆「小一の壁」「夏休みの不安」をどう乗り越えるか?
◆ 子どもが自走するとはどういうことか?
◆ 民間学童の可能性と乗り越えるべき課題とは?
一人ひとりの子どもが、自分の力で考え行動し、時には葛藤しながら変化していく姿が、ていねいに描かれています。
家庭でも学校でもない、「子どもにとって本当に安心できる第三の居場所」を作るためにできることとは。
子ども・親・教育に携わるすべての方へ、新しい学童保育のかたちを届けます。
【目次】
第1章 なぜ音楽教室から学童保育を始めたか
第2章 働くお母さんを本気で応援する、子どものためのサードプレイス
第3章 説明会から申し込みまで
第4章 次から次へと事件が起きた
第5章 子どもたちが変わった! 奇跡の20日間
内容説明
合言葉は、やってみよう!自ら学ぶ子どもに育つ。働くお母さんを本気で応援する!預けるだけの場所から共有のサードプレイスへ。
目次
序章(学童保育ってなぁに?;小一の壁 ほか)
第1章 なぜ音楽教室から学童保育を始めたか(ならいごとがイヤなならいごとの先生;不登校の子の居場所 ほか)
第2章 働くお母さんを本気で応援する、子どものためのサードプレイス(テーマと教育方針;自分のご飯は自分で作る ほか)
第3章 説明会から申し込みまで(想いを伝える説明会;教育費の考え方 ほか)
第4章 次から次へと事件が起きた(オープニングセレモニー「やってみよう!」;佳織先生は怖い ほか)
第5章 子どもたちが変わった!奇跡の20日間(親も成長する;一定のモラルを保つ ほか)
著者等紹介
坪井佳織[ツボイカオリ]
子どものための教育活動家。ダルクローズ・リトミック国際免許サーティフィケート。「ハルラボ・ナツラボ」「音楽教室ミューレ」主宰。出産を機にローランド(株)を退職後、2003年、浜松市にリトミックや歌、英語などを教える「音楽教室ミューレ」を開校。「子どもに生きる力をつける教室」として口コミが広まり、出会った親子はのべ1万組を超える。2017年、教室の親子に寄り添った経験を基に、「コノソノ」を立ち上げ、全国の親を対象に子どもを伸ばす教育について説いている。2024年、長期休みの学童保育「ハルラボ・ナツラボ」を立ち上げる。noteの有料マガジン購読者は数百名にのぼり、講演会依頼も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。