内容説明
腸管から分泌されるインクレチン。褐色脂肪細胞から分泌されるアディポネクチン。骨の骨芽細胞から分泌されるオステオカルシン。筋肉の細胞から分泌されるマイオカイン。マイオカインは、筋肉から直接出ているホルモン様物質の総称。これらが協同してミトコンドリアを助け、体の状態をどんどん良くしてくれる。あなたの糖尿病改善、病気の予防に役立つ本当の新生活習慣と理論をぜひお読みください。
目次
「最初に野菜を食べる」は、これまでの賢い食べ方
空腹時には、まずタンパク質を摂ろう
筋トレは「残骸インスリン」除去の唯一の方法
糖化・塩化・油化・酒化などもキレイにしてくれる
中高年は特に「漏れる」に注意
インクレチン、サイクリックAMPには、喘息の特効薬の役割も
日々の「適度な運動」と空腹時に真っ先にタンパク質を食べる生活習慣がやはり必要
インスリンの感受性低下、抵抗性増加は、メタボリック症候群の根本的な背景
インスリンの量が多くなるとガン細胞の増殖が活発になる
ミトコンドリアを多く含む赤筋は疲れにくい 白筋は瞬発的な収縮が可能
「残存インスリン(=Remaining Insurin)」は、じつは「残骸インスリン(=Debris Insurin)」
酵素不足に気を付けてミトコンドリアを増やそう
サイクリックAMPが新陳代謝を高め、生命維持物質の産生を活発にする
ミトコンドリア産出のATPが、インクレチンによりcAMPとなり、インスリン分泌顆粒を増幅し、良質インスリンが分泌される
褐色脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」が動脈硬化を防ぐ
筋肉が分泌する「マイオカイン」が全身に良い影響を与えている
骨から分泌される「オステオカルシン」のメタボ予防・治療の研究が行われている
最後に再び「四つ健康ホルモン」を、さらに健康にし、活性化させるミトコンドリア
「四つ健康ホルモン」を、さらに健康にし、活性化させるミトコンドリア02
令和7年健康祭り2部での講演(抄録)
著者等紹介
周東寛[シュウトウヒロシ]
医師・医学博士(昭和大学医学部卒)総合診療医。1952年台湾・高雄市生まれ(台湾名・周徳寛)。医療法人 健身会 理事長。総合人間ドックセンター長/南越谷睡眠研究センター長。昭和大学藤が丘病院呼吸器内科兼任講師。台湾華僑々務委員会 僑務顧問。埼玉台湾総会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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