出版社内容情報
知りたいことはスマホですぐに手に入る便利な時代。一方で、物事について深く考る機会が少なくなりつつあります。結果、「考える人」と「考えない人」の二極化が進み、仕事や教育で成果を上げる人はいつも「考える人」です。「考える人」が成果を上げる理由、それは、自分に問う習慣、つまり自問をしているからです。自問することで、本質をつかみ深く考える力が身につきます。本書は、テレビでもお馴染みの齋藤孝先生が実践している自問の方法、そして人生が変わるほどの効果について解説します。
内容説明
宮本武蔵、渋沢栄一、松下幸之助、スティーブ・ジョブズ…偉大な人たちの自問とは?想定外の時代を生き抜くために必要なのは「答え」ではなく、「自分に問う」力!
目次
第1章 「自問する力」とは何か?(人は誰でも「自問」しながら生きている;「自ら問う習慣」が自らを成長させる―自問は成長の糧 ほか)
第2章 自問力とは「自考力」―深い思考は自分との対話から(自問から始まる「思考のフォーム」が自考力の土台;なぜ○○なのだろう?―本質を問う「深い思考」を習慣にする ほか)
第3章 自問力とは「自制力」―なぜ軽はずみな言動をしてしまうのか?(なぜSNSでの炎上トラブルが絶えないのか?;このまま投稿しても大丈夫だろうか?―「自問」というブレーキを踏む ほか)
第4章 自問力とは「自整力」―自分の心と体を整える(自分の「体に問う」という自問;体に問いかけ、体が発するSOSを察知する ほか)
第5章 「自問する力」を伸ばす―自問のワザ化と習慣化(自分への問いは「メタ認知=自己観察」から始まる;心のなかに「リトル自分」を持ち、常に問いかける ほか)
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は教育学・身体論・コミュニケーション論。中高教員の養成に従事。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。毎日出版文化賞特別賞を受賞した『声に出して読みたい日本語』(草思社)はシリーズ260万部のベストセラーとなった。テレビ番組への出演も多く、日本テレビ「ZIP」、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」の総合指導にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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