出版社内容情報
イギリス人の著名な行政学者が日韓併合を分析した『THE NEW KOREA』は、1926年にニューヨークから出版されました。発売後、長く歴史に埋もれていたこの貴重な書籍は、87年の時を経て、2013年に日本語版が出版され大反響を巻き起こしました。この改訂版は、その日本語版の翻訳を大幅に見直し、可能か限り原著を再現したものです。著者のアレン・アイルランド(1871~1951年)は、イギリス生まれで王立地理学会特別会員(F.R.G.S.)。ジャーナリズム界の巨匠、ジョセフ・ピューリッツァーの元秘書で植民地経営に関する専門家です。アメリカの雑誌などに広く執筆活動を行なっていた氏は、1901年、シカゴ大学の招きにより、極東における植民地運営を研究する委員会の責任者に任命され、3年間にわたり現地調査を実施。イギリス、フランス、オランダ、そして日本による植民地経営のシステムを比較研究ました。6カ月間のフィリピン滞在の後、アメリカに戻り、新しく設立されたシカゴ大学の植民地・商業学部の責任者に就任。コーネル大学、シカゴ大学、ローウェル・インスティテュートなどで教鞭を執りました。1926年に日本による朝鮮の合邦政策について研究をまとめ「THE NEW KOREA」を出版しました。
内容説明
行政学の権威が「日韓併合」を徹底分析。ジャーナリズム界の巨匠・ピューリッツァーの元秘書が現地調査と豊富なデータ分析を基に明らかにした、国際政治の視点から見た「日韓併合」(1926年刊行)
目次
第一章 序論
第二章 朝鮮の描写と歴史
第三章 概論
第四章 政府組織
第五章 政府組織
第六章 司法制度と裁判所
第七章 警察と監獄
第八章 政府の財政
第九章 教育
第十章 医療・公衆衛生・社会福祉
第十一章 経済発展
第十二章 経済発展
第十三章 経済発展
附録
著者等紹介
アレン・アイルランド[アレンアイルランド]
1871‐1951。イギリス生まれ。王立地理学会特別会員(F.R.G.S.)。植民地運営に関する専門家。アメリカの雑誌などに広く執筆活動を行なっていた氏は、1901年、米シカゴ大学の招きにより、植民地運営研究の委員に任命され、3年間極東に派遣され、イギリス、フランス、オランダ、そして日本による植民地経営のシステムを研究、またフィリピンに6カ月間滞在した。コーネル大学、シカゴ大学、ローウェル・インスティテュートなどで教鞭を執った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。