出版社内容情報
ホームズ、ポアロ、京助、コナンも解けないフィンランド語のナゾ。透明な水色の脳細胞をもつ探偵ハンナが解き明かす、悪魔の言語とも言われるフィンランド語のナゾを解き明かす。世界初のフィンランド語ミステリ-語学書。
目次
『同じ色なのに』~述語の形~
『コーヒーは飲まれない』~受動形の用法~
『行方知れずの原形―KPTの暗号』~KPT交替(子音階程交替)~
『位置情報は正確に』~場所格の使い分け~
『隠された持ち主』~所有接尾辞~
『オブジェクトNの変身』~2種類の目的語~
『そこにアイはなかった』~aviomiesとavomies~
『行き先は最後まで確認すべし』~maahanとmaalle~
『行くのか、行ってくるのか』~k¨ayd¨aとmenn¨aが求める格~
『バターはデキる―2つの顔を持つことば』~同音異義語~
『なぜあるのかNA?』~状態を表す語尾~
『二者択一のすれ違い』~taiとvai~
『可能な理由は人それぞれ』~osataとvoida~
『第三の数字』~基数でも序数でもない~
『でもはでもでも』~vaikkaの意味~
『バースデーソングの謎』~vaanの意味~
『東西南北プラス4』~方位を表す語~
『比べてみると』~形容詞の比較級と最上級~
『求めるものは奪うもの』~kysy¨aが求める格~
『前につくか、後ろにつくか』~ymp¨ariの用法~〔ほか〕
著者等紹介
石井晴奈[イシイハルナ]
東京都出身。2004年東京外国語大学フランス語専攻卒業。2011年東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得退学の後、博士号(学術)取得。現在、東京外国語大学非常勤講師(フィンランド語)、フェリス女学院大学非常勤講師(日本語)、東京医薬看護専門学校非常勤講師(言語学・音声学)、他都内の北欧語学教育施設でフィンランド語を教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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