内容説明
常に巨悪は表面には現れず、眼前の事実は真実ではない!教会国有化案・二五指令・解散指図書等の全文邦訳に基づく歴史分析。巡察使の性格とその巡察内容とは?修道院解散理由には大きな矛盾があった!!
目次
第1章 修道院解散の原因(教皇制度(Papalism)の問題
モラル頽廃の問題 ほか)
第2章 一五三五年の修道院の巡察(修道院数の概略;値踏み調査委員 ほか)
第3章 第三回巡察状況(書簡から見た巡察状況;宗教家たちによる宗教生活の選択 ほか)
第4章 修道院の調査ならびに解散(修道院解散法とその矛盾;第四回巡察と一五三六年の指図 ほか)
著者等紹介
工藤長昭[クドウトシアキ]
1950(昭和25)年、秋田県生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻・博士前期課程修了。神奈川県立高等学校教諭・総括教諭を経て、2024年現在、同希望ケ丘高等学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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