opsol book<br> ハローハロー

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ハローハロー

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434349379
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【第2回ハナショウブ小説賞 テーマ部門大賞受賞作】

君の「普通」が羨ましい。
少年少女の心の叫びを描く青春小説。

吃音に悩む中学生・加瀬真中は、いじめが原因で不登校となったまま、中学三年生になった。そんな真中のもとに、車椅子に乗ったクラスメイト・明石京子が訪れる。
ピエロのように作り笑顔を浮かべて不都合なことをやり過ごしてきた真中と、自身のことを歩けないカカシだと皮肉る京子。互いを見下し合う関係でいることで、心穏やかな学校生活を送らないかと京子に提案され、奇妙な関係を築いていく二人だが……。

友達でも恋人でもないふたりの関係を、人はなんと呼ぶのだろう。

内容説明

君の「普通」が羨ましい。少年少女の心の叫びを描く青春小説。吃音に悩む中学生・加瀬真中は、いじめが原因で不登校となったまま、中学三年生になった。そんな真中のもとに、車椅子に乗ったクラスメイト・明石京子が訪れる。ピエロのように作り笑顔を浮かべて不都合なことをやり過ごしてきた真中と、自身のことを歩けないカカシだと皮肉る京子。互いを見下し合う関係でいることで、心穏やかな学校生活を送らないかと京子に提案され、奇妙な関係を築いていく二人だが…。第2回ハナショウブ小説賞大賞受賞作(テーマ部門)。

著者等紹介

九津十八[ココノツトオヨウ]
1987年生まれ。兵庫県加古川市出身。2024年に『ハローハロー』が第2回ハナショウブ小説賞 テーマ部門大賞を受賞、同作にて小説家デビュー。野球観戦とゲーム配信視聴が趣味(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちこ

23
吃音症の加瀬くんと、不慮の事故で車椅子生活を余儀なくされた明石さん。 二人が結んだ協定は「お互いに障がいを持つもの同士、見下し合いながら学校に通う」ということ。 そんな自虐的にもほどがある、皮肉な関係だけど、それが二人にとっての防壁になる。 クラスメートたちからのいじめ、生徒指導の教師・芳賀からの嫌がらせ。 それまで溜まっていた鬱憤を晴らすような、ラストの卒業式のシーンは、痛快すぎてスカッとした! 気にして声をかけてくれた梅月さんや、さりげなくフォローしてくれた笹谷先生みたいな存在になりたいと思う。2025/02/15

まる子

22
第2回ハナショウブ小説賞 テーマ部門大賞受賞作。中学校。不登校やイジメをうける。なんて難しい時期なのだろう。吃音の加瀬真中と車椅子の明石京子。お互いが自分の知らない「他人からの目」に気づき、普通とそうではない自分に傷つきながらも前に進む。イジメをした人は謝ればいい。けれど心に見えない傷を持った人は「許せない自分」を許せなくなるかも知れない。お互いを助け合い、友達のような?ハロハロの関係の加瀬と明石。自分を理解してくれる人がいて、これほど変わるしに救われる事に気づいた。京子の答辞、やったな(笑)2025/03/27

タッキー

9
点訳のために読んだ本。意外と言っては失礼ですが、面白かったです。吃音症の男子中学生と友人とのトラブルがきっかけで車いす生活になった女子中学生とのストーリー。2人ともいじめに遭っていて、それを契機に友達に。中学生の淡い青春ストーリーですが、車いすであることの辛さや吃音症であることの辛さが上手く描かれていました。特に車いすの人との接し方は、接してみないとわからないことが多いのですが、その辺りも丁寧に描かれていた印象です。吃音症の男子中学生は、あまり好きにはなれませんでしたが、最後はスカッと楽しく読めました。2025/04/24

雪だるま

8
吃音が原因のいじめで不登校になった加瀬くんが、同級生で車椅子の女の子の明石さんに会ったことで2年ぶりに登校する。そこで提案されたのは「お互いに見下し合うことで心穏やかに学校生活を送る」こと。彼らを虐める同級生も酷いが生徒指導の教諭がさらに酷い。障害があるから、普通じゃないからといっていじめていいわけない。皆心があるんです。本当によく頑張ったと思う。2人だから耐えられたのだと思います。卒業式はスカッとしました!とても良い本でした!ぜひ中高生に読んで欲しい本です。 #NetGalleyJP2025/03/24

ぽけっとももんが

7
吃音に悩む真中と、車椅子の明石さん。真中は吃音を揶揄われ、学校に行かなくなる。再登校のきっかけとなったのは「自分より可哀想かもしれない」明石さんがいたから。お互い合意で見下しつつ助け合う。いい話なんだよ、でもこれは周りの大人、教師がいけない。吃音が努力で治るとか心を鬼にして音読させてるとか、これは放置してはいけないし、真中も親には伝えなくちゃいけないよ。修学旅行の件も、これは大人が配慮すべきこと。笹谷先生もいい先生とは思えない。2025/06/15

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