内容説明
前世の記憶を思い出し、悪役令嬢に転生したと気づいたクローディア。破滅の未来しか待っていない王太子の婚約者などやめたいが、政略の関係で婚約破棄できず、そのまま妃になることに。夫は側妃に夢中で自分はお飾りなのだからのんびりしようと思ったら、記憶がなかった頃の傍若無人な振る舞いのせいで筆頭公爵令息のブラッドがお目付け役になってしまった!?しかも社会人経験のあるクローディアが意外と優秀だと気付いたブラッドに巻き込まれ、国を揺るがす大きな不正を暴くことになって―?なぜか夫も急に自分を気にかけるようになったし、ざまぁ回避も残っているし、大忙し!悪役令嬢の奮闘記、ここに開幕!アルファポリス第16回ファンタジー小説大賞大賞・読者賞。
著者等紹介
たぬきち25番[タヌキチ25バン]
「アルファポリス第16回ファンタジー小説大賞」読者賞&大賞を受賞した本作でデビュー。おうし座O型の金曜日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかめいんこ
1
王太子の態度に気持ち悪さしかない。2025/01/05
翠熊
0
悪役令嬢に前世(現代人?)の記憶が甦ることから始まる破滅展開を回避する為に奮闘する物語。 そんな主人公であるヒロインに惹かれる優秀な仲間たちと主人公の機転によっていい方に進んでいくし、もしかしたら女王エンドなんてものあるのかと思うと先を読むのが楽しみになります。 そして主人公の夫である王太子が何故ヒロインに執着するのかが分からなくて怖い。読み終える頃にはヒロインに感情移入してる為にホント怖いしムリ。2024/09/30