内容説明
わたしは小学5年生の綾里心。お化けが視えないふりをしていたのに、トイレの花子さんと目が合っちゃった!?困って神社にお守りをもらいに行ったら、美形な双子として学校で有名なひばりちゃんに出会って―?「安心して。私たちが解決してあげる」お化けを祓う巫女の妹と、はったりで事件を解明する探偵の兄と一緒に、鎌倉猫ヶ丘小ミステリー倶楽部の活動が始まる!
著者等紹介
澤田慎梧[サワダシンゴ]
主にWEBで活動し、本作(原題:鎌倉西小学校ミステリー倶楽部)にて「第1回きずな児童書大賞」の「謎解きユニーク探偵賞」を受賞し、単著デビュー
のえる[ノエル]
漫画関連で色々と活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
9
お化けが見える小学5年生の心は、トイレの花子さんと目が合ってしまったことをきっかけに、同級生の双子と倶楽部活動をすることに。 お化けがどういった流れで現れるかがしっかり説明されているため、その解決法も論理的で面白かったです。 第三話の、設定を利用した素敵な結末にほっこりしました。 メインのキャラクターたちがとても魅力的です。ひばりも孔雀も、すごく頼もしくて格好良かった!2025/02/23
お咲さん
4
見える妹がお化けを祓い、見えない兄が屁理屈で事件を解決するというから、さてどうなのだろうかと冒頭からワクワクする。トイレの花子さんや火の玉の怪異、音楽室のピアノの音と、出てくる怪談は身近でとても馴染み深いのに、事件の解決方法はこれまでと一風変わっていて、魅力的だった。これは続刊期待できるのかなあ?この3人の活躍がまた読めたらと願う。読んでいて、自分も小学生の頃、こうやってオカルトな事件簿いろいろ読んだなって思い出して懐かしくなった。ああ、まんぞく!2024/09/10