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内容説明
時代は昭和、場所は仙台。空襲を生き抜き、焼け跡から再出発。辛いときも楽しいときも、家族はいつも音楽に包まれていた―。リウマチを患いながらも独学で音楽教師となり人生を切り拓いていく長女・元子と家族の記憶を綴った一冊。
目次
第一楽章 母(新小路 たみ枝の手記より 昭和七年;元子 たみ枝の手記より 昭和八年 ほか)
第二楽章 弟妹(新小路 公子の手記より 昭和二十年;リウマチ 元子の手記より 昭和二十年 ほか)
第三楽章 家族(石森ヴァイオリン教室 元子の手記より 昭和二十六年;タンゴバンド 公子の手記より 昭和二十七年)
終楽章 出逢い(温泉治療 元子の手記より 昭和三十九年;ヤマハ 久美子の回想より 昭和三十九年 ほか)