内容説明
姉が流行り病で死んだため、急遽、代わりとして彼女の婚約者と結婚したサリーナ。ところが、姉を想い続ける夫はサリーナを無視し、そのせいで屋敷の人間にも侮られることに。そんな境遇にも負けず、彼女は流行り病の薬の開発を助けるための商会を立ち上げる。けれど、彼女は世間からの評判も悪く、それが原因で商会の仕事を失敗してしまう。落ち込むサリーナだったが、実は亡き姉が周囲に悪口をばらまき続けていたからだと判明！それを信じて庇いもしなかった実家や、サリーナ本人と向き合うことすらしない夫に愛想がつきる。サリーナは離婚を決意し、ずっと自分を愛してくれる男性と新天地に旅立つことにするが―！？
著者等紹介
彩華［アヤハナ］
２０２３年「あなたの姿をもう追う事はありません」にて出版デビューに至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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blacktea
1
web連載時に結構面白かった記憶があり再読（というのだろうか）。後半レフリーの元婚約者とかポーラによる王国でのアングラな薬配布とかそれに伴う伯爵家の元使用人ざまぁとかいろいろオミットされていてちょっと物足りない。ハンスと万年筆盗んだメイドの末路はけっこう良かったと思うんだけどな。まあ王太子妃の罪状を違法な薬物使用にするなら未認可薬をばらまいたポーラのがヤバいし削らざるを得なかったのは理解するけど。しかし旧薬はいつの間に違法になったのか。違法にした描写もないままあの顛末はさすがに横暴だと思う。2024/09/07
蒼
1
kindle2024/08/08
