内容説明
むかし、海の見える小さなおうちに流れ星がすぅーっと落ちてきました。そのお星さまは、あなたの大切な人。すべての人に贈る、お星さまの物語とは…。うまくいかない人生だけど、毎日がしあわせ!正解はない、読む人のなかに答えがある絵本。
著者等紹介
タムラユイ[タムラユイ]
1994年生まれ。お星さまの孫であり、絵本に登場する旅人。0才から100才までの友達を作ることが夢。おじいちゃんからたくさんの絵や手紙をもらった影響で、日頃から絵本を手作りしている。本書が初めての出版
アラキユリ[アラキユリ]
2003年生まれ。お星さまの孫。幼少期におじいちゃんから『絵の描き方の本』をプレゼントしてもらう。それがきっかけで絵を描き始める。今でもその本を開き、さまざまな場面で絵を描き続けている。本書では、絵のほかにレイアウトデザインを手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
16
何が言いたいかわからない。1人の人間のありきたりな一生。最初戦争の話かな?と思って泣く準備して読んでたけどいきなり展開変わってオチもなくいきなり終了。解説が欲しい。2024/08/10
ただぞぅ
11
人生は何が正解かはわからない。思い通りにならなくても長い目で見ればよかったこともあるしその逆もある。進んだ先でどう咲くかは自分次第であることを教えてくれる一冊。身体が弱く兵隊になれなかった一人の男。戦争へ行けなかった悔しさをバネに勉強に励み、身体を鍛えて高校の体育教師に。そして幸せな家庭を築いた生涯を描いている。モデルとなったのは著者の祖父。星になった祖父に思い馳せ、孫ふたりで共作したもの。タウンニュースに掲載された鍛え上げられた身体は病弱だった面影など感じさせない。2024/09/01
マサコサマ
3
どこかとぼけた愛らしい絵柄に心和んだ。ひとは生まれてきて最後には星になるのだけれど、その過程はさまざまながら、星が流れるように一瞬なのは誰も同じ。おじいさんはその一瞬をたっぷりと慈しんで星に帰ったのだなあとじんわり。2024/08/28