内容説明
主人公の澤島郁馬は、十代の時に神子として召喚された異世界に三十代になって再召喚されたが、一度目の召喚時では仲が悪かった化身、セルデアと恋仲になり、化身を蝕む瘴気の大本を消失させ、平穏な生活を送っていた。そんなある日、隣国で新しい化身が見つかったと一報が入る。確認するためセルデアたちとともに隣国に向かう郁馬だったが、突然現れた瘴気をまとった動物たちに襲われてしまう。セルデアは自分のことを犠牲にしてでも、郁馬や他の人々を守ると言うが、郁馬はセルデアに自身も大事にしてほしい。しかしそれを上手く伝えることができず悩んでいて…
著者等紹介
司馬犬[シバケン]
2022年、アルファポリス第10回BL小説大賞にて「三十代で再召喚されたが、誰も神子だと気付かない」が大賞を受賞。2023年、同作で出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきら
2
相変わらずの二人ですが、ちゃんと一緒に歩いているのが、嬉しい。一方的なものではなく。イクマにとってはそれがセルデアにも自分自身を大事にして欲しいということだったんだよね。イクマは自分の気持ちをちゃんと分かるように言葉にしてくれるから。多分これで完結なんだろうけど、ずっと幸せに暮らして欲しい。ラストのメルディ!出会ってたんだね。ラナンの大事な恋人に。名前を知ってるらしいから、結構な割合だとは思ってたけど半分以上かー。ひとりの人間の魂がここまで鍵になるってそうそうないけど、ユヅも堕ちてるってことで納得。2024/05/18
諭吉
1
作品と自分の相性:★★★★☆┆ エロス:★★☆☆☆┆ オススメ:★★★☆☆2024/06/13
たこ
1
1巻は大まかの設定ぐらいしか覚えてないが、好きな話だっただけは記憶している。 そんな状況で2巻を読み始める。受けが攻め以外との関係性はどんなものだったかあまり思い出せないがとりあえず読める。 攻め受けは結ばれたが、恋が叶わない人もいる、そのほの苦さや切なさを想像すると胸を締め付けられる。物語も面白かったが、主人公(受け)視点以外のキャラ視点の話が個人的に好きだ。2024/05/24
もこ
0
愛マシマシ2024/07/19