内容説明
聖母子「ルカによる福音書」。マリヤさまはアロン家最後の姫であり、処女受胎によるイエスさまは唯一のアロン家の男子、大祭司として人の罪を負う宿命であり、復活のイエスさまは、その服をまとわれたマリヤさまにして、ローマでの宣教を担われた。女と男、それぞれの宿命。
目次
「対話」忍び寄るアロン家滅亡の足音
「対話」恵まれた女、アロン家の姫マリヤさま
「対話」もうアロン家の子は産めない
「対話」マリヤさま、アロン家の男子をご懐妊
「注解」イエスさま十二歳の迷子騒ぎ
「対話」ヨセフの最後
「注解」洗礼者ヨハネとその時代背景
「注解」「わたしの心にかなう者」の真意
「注解」贖罪の十字架がゴールの公生涯スタート
「注解」弟子の召命・最初にペテロの組織造り
「注解」カペナウムの百卒長の褒められ方
「注解」荒浪、野原でパン、モーセの山
「注解」マルタ姉妹、過激発言、エリコのザアカイ
「注解」一行の滞在先は民家ではなく安宿
「注解」「罪を人が負う」の「苦杯」、贖いの生贄
「対話」苦杯の目撃者は宿の息子マルコ
「注解」罪の生贄の大祭司、イエスを屠る十字架
「対話」総督ピラトと百卒長アウルス
「注解」今年の過越は空いた十字架がない
「対話」刑場のマリヤさまとピラト〔ほか〕
著者等紹介
笹倉正義[ササクラマサヨシ]
1947年生まれ(兵庫県多可町中安田)。1966年大阪の総合機械メーカーに42年間勤務。社外発表として自作の取説を出版。2022年執筆のため15年間勤務したマンション管理会社を75歳で退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。