内容説明
「コロナって何だったのか?」「そのコロナ対策、何の為にやるの?」誰が一貫して正しい言論を行っていたか。後世に引き継ぐ「コロナ禍の記録」。救国シンクタンクがおくる“未来の日本を考える”シリーズ第六弾。
目次
序論(本書について;調査の対象;調査方法)
本論 コロナ禍中の要人発言(医師編;政治家編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
42
コロナ禍の期間の医療関係者や政治家のX(旧ツイッター)、FACEBOOKなどのアーカイブである。すでに風化が始まっているなどと言われたり、コロナ禍の時のことはなかったことにされている所もあるらしい。対策(もどき)を発信している人がいたが、感染症の原因である感染経路もわからないのに正しい対策になるはずはない。本書は1家に1冊置いてほしい。今すぐ読まなくても将来、誰がどんなデタラメを発信していたのかがよくわかる。2024/04/20
姉勤
29
当時の当事者でありながら、羹に懲りて膾を吹いていた人間が、喉元過ぎれば熱さ忘れる。公文書として残らない私文と言っていい、話題や責任の渦中であった医療関係者と政治家のSNSの記載を「マスク」「ワクチン」「PCR」等の13のキーワードで抽出し、時系列で並べる。個人的にワクチンは打たなかったが、その間、情報のワクチンと言うべき疫学の基礎的、基本的なものは学習したつもりなので、同調圧の中にいても症候群を発症しなかった。実数と比率を同時に見て通常と見比べる事。悪意を善意にロンダリングする者もいると、よく学べた。2024/06/30