内容説明
未来へ繋ぐ希望という名の“絆”。“愛と憎しみ”“友情と恋”“正義と悪”…。時代の激しいうねりに翻弄される人々の運命を描いた歴史ロマン超大作!
著者等紹介
里見吉祥[サトミキッショウ]
1958年生まれ。東京都出身・在住。本名:鵜澤吉記(うざわよしふみ)。明治大学法学部法律学科を卒業後、2015年まで株式会社トーハンに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんメモ(S.U.)
9
700ページ弱の鈍器本、読了までに1ヶ月半と時間はかかりましたがその分達成感ありました。この本、現時点で読書メーター登録数なんと1名のみなのですが、すごく面白かったので他の方にも是非読んでみて欲しいと思いました。大変読みやすい文章で、登場人物の善悪のわかりやすい対比、イマドキの伏線いっぱいの凝りに凝った小説とはまた違った魅力があります。約17年に渡る歴史ロマン大作で、テーマは愛、家族、正義、差別など。ヨーロッパの架空の国アルドニアを舞台に、心の綺麗な主人公が繰り広げる歴史ドラマに魅了された1ヶ月半でした。2025/05/27