内容説明
公爵令嬢のリリーシャは国の第一王子ルドゥーベルの婚約者。十年もの長きにわたって厳しい王太子妃、王妃教育を受けてきた。ある日王子から、自分は平民の女性と「真実の愛」を育み、リリーシャはその愛を阻む悪役令嬢だと一方的に婚約破棄される。さらに側妃として、公務を全面的に支えろと言われる。悪役令嬢のつもりなどなく、側妃なんてごめんだと、王子の前から姿を消すことを決意するリリーシャ。そんな折、泣きながら丘で夕日を見ていた彼女は、ある青年に声をかけられる。丘で会うたび何気ない会話を交わし、そっと気持ちに寄り添ってくれる青年に、リリーシャは少しずつ心を許し始めて…!?
著者等紹介
アズやっこ[アズヤッコ]
2021年頃よりWEB上で執筆および公開を開始、2024年『今まで頑張ってきた私が悪役令嬢?今さら貴方に未練も何もありません』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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