内容説明
第一王子の婚約者である公爵ユリシーズは、ここがBLゲームの世界であり、自分は第一王子ルートで処刑される悪役であると、処刑七日前に思い出す。気質までは変わらなかった彼は、自身の今までの所業が、悪行ではあるがこの世界の価値観では刑に問われる程ではない、ということを利用し、悔い改めるのではなく、「処刑する程の罪ではない」と周囲に思わせることで処罰を軽減しようと動き始める。その過程で、ゲームでは自分を裏切るポジションだった、幼少期からの従者トリスタンが、変わらぬ忠誠と執着を向けていると気づいたユリシーズは、彼を逃がさないため、ある提案を持ち掛け…。
著者等紹介
瑠璃川ピロー[ルリカワピロー]
愛知県出身。「アルファポリス第10回BL小説大賞」にて「悪役令息の七日間」が奨励賞を受賞、出版に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あきら
2
電子書籍。本編すぐ終了(笑)従者のトリスタン?だっけか、そいつが結構チート。というか、捨てられたくないが為に死ぬほど努力した結果、こうなりましたって感じ。主人の要求することも結構なレベルなんだけど、それをあっさりとクリアしてしまって逆に驚くみたいな?なんか、続きそうではあるけど、7日間はホント半分にも満たないので、タイトルがビミョーにそぐわない。ワガママ(自分の為のワガママではない)令息と従者の珍道中。あらすじに彼を逃がさない為って書いてあるけど、逃げる気なんて微塵もないけどこの従者。2024/02/09
hadu//桃宮葉月
0
読了。転生悪役令息実はいい子だったネタが多々ある中で割ときっちり悪役やってた主人公のブレなさ、とても良いものでした。表題の悪役令息の七日間は前半、後半はその後の話。 "悪役令息の七日間 (アンダルシュノベルズ)"(瑠璃川ピロー, 瓜うりた 著) https://twitter.com/forestia_works/status/17620708463306017842024/02/19