内容説明
Ωの地位が著しく低い王国シュテルンリヒトでαの夫と番い、ひっそり暮らすΩのユーリス。彼はある日、王太子の婚約者となった平民出身Ωの教育係に任命される。しかもユーリスと共に、不仲を噂される夫のギルベルトも騎士として仕えることに。結婚以来、笑顔一つ見せないけれど番にどこまでも誠実でいてれるギルベルト。だが子までなした今も彼の心がわからず、ユーリスは不安に感じていた。しかし、共に仕える日々の中で彼の優しさに触れユーリスは少しずつ夫からの情を感じ始める。そんな二人はやがて、王家を渦巻く陰謀に巻き込まれて―。
著者等紹介
仁茂田もに[ニモダモニ]
長崎県出身。2022年より一次創作を始める。2024年『Ω令息は、αの旦那様の溺愛をまだ知らない』にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くたくた
32
アマゾンでオススメされて、結構長く試し読みできて、つい先が気になってまんまとお買い上げ〜。しかも未完だった。続きはアルファポリスなるもの(初体験!)で読みましたとも。表紙のとおりオメガバース。普通に魔法が存在する王国、登場人物の名前は全てドイツ語風。主人公ユーリスはΩ♂。王太子の婚約者になったアデル、婚約破棄されたリリエル、すでに他国に嫁いだ第一王子ヴィルヘルムのΩたち。謎も含みも満載。それにしても拗れに拗れたユーリスとギルベルトの誤解がいつ解けるのかが気になりすぎた(汗)。描写が丁寧で、読みやすい。2024/06/02
みゆ
10
盛大に何かがすれ違っている(笑)。。。次で、解決するといいなぁ~。うーん、αの旦那様の考えがよく分からないです。お互い、素直になるのが1番!2024/12/30
σ
1
王道のすれ違い両片想いで、過去の出来事を織り交ぜながらの2人のなんともいえない距離感が萌え。ただ攻のギルベルトのユーリスへの秘めたる想いはわかるけれど、それにしても今に至るまで息子に無関心すぎないか?としか見えないのがちょっと引っかかった。ユーリスについては王太子の婚約者となった平民出身Ωのアデルとの最初の対面の握手のくだりで、人となりがわかるエピになってて、優秀さが自然と伝わってきたので納得。1巻で完結と思ってたら物語の真相に迫る展開に差し掛かった絶妙なところで次巻へと続いたので次巻も引き続き読みます2024/12/28
蒼
1
kindle2024/10/26
rin
0
kobo2024/03/03