内容説明
新型VRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」の世界で、「アース」という名の青年として自由気ままに活動するフツーのゲーム好き会社員・田中大地(38歳/独身)。公式発表がもたらした「ワンモア」サービス終了の知らせ。ラストイベントが行われる一対の塔の詳細が徐々に明かされていく中、アースは各地を訪れ、友人達と最後のひと時を過ごしていた。思い出を語らい、別れを惜しみながら、彼らの応援を背に受けたアースは振り返らずに進む。そして、最後の試練に挑む準備は着々と整っていく―。冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!
著者等紹介
椎名ほわほわ[シイナホワホワ]
茨城出身。2013年1月にweb上で「とあるおっさんのVRMMO活動記」の連載を開始すると、たちまち驚異的な人気を獲得。同作で第6回アルファポリスファンタジー小説大賞読者賞を受賞、出版デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
12
★★ お別れのあいさつ回り編。アクアとの別れがあっけなく脱力。アースが強くなってからは、乗り物扱いだったから仕方ないか。2024/08/17
Abercrombie
3
最終イベントに向け、痛風の洞窟、義賊団、魔王領、エルフの街、ダークエルフの街、龍の国、ドラゴンの国、サハギン族の村と人魚の街、妖精国へと、お世話になった人々への挨拶廻り。他の奴らはどうでもいいが、アクアとの別れがあっさりし過ぎでないかねぇ。餞別としてもらう加護と装備と情報が、塔攻略のためなのがあからさますぎる。2024/02/11
eucalmelon
2
お別れの挨拶回り。異動の時はやったもんだ。もう戻れないというのはつらいよね。クイーンが思いのほか、静かだったのが意外だ。アクアも静かだったね。ごねたら収拾が付かないのがわかっていたんかもね。クイーンとか、後で泣いてたような気がする。うん、きっとそうだ。2025/01/07
零崎夢織
2
時間がないので登録のみ2024/08/31
zaku0087
2
天空決戦後の後始末とこの仮想世界を構築したオーナーによる無料テスト終了、つまり世界の終わり宣言。これでおしまいかと安心したら、暴走したAIが人間と戦闘したいと言い出し、まさかの最終ラウンド開催。おまけに台が100階建ての塔。かの有名なアイン〇〇のパクリ設定ではないか。そして延々と続く無駄な戦闘訓練。これは読者の忍耐を鍛えるつもりなのだろうか。最初の頃、あれこれ生産に励んでいた面白さ、楽しさは消え失せ単調な戦闘しか描かない。書き手の変質か、編集者のご意向か。シリーズものギブアップはグイン125巻以来だな。2024/04/09