内容説明
「予知の巫女」と呼ばれていた祖母を持つ娘、春玲は困窮した実家の医院を救うため後宮に上がった。後宮の豪華さや自分が仕える皇子・湖月の冷たさに圧倒されていた彼女はひょんなことから祖母と同じ予知の能力に目覚める。その力を使い「後宮の華」と呼ばれる妃、飛藍の失せ物を見つけた春玲はそれをきっかけに実は飛藍が男であることを知ってしまう。その後も、飛藍の妹の病や湖月の隠された悩みを解決し、心を通わせていくうちに春玲は少しずつ二人の青年の特別な存在となり…掟破りの中華後宮譚、開幕!
著者等紹介
たかつじ楓[タカツジカエデ]
鎌倉市出身。2021年よりネットで小説を書き始める。2022年『こちら鎌倉あやかし社務所保険窓口』(アルファポリス文庫)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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