内容説明
世界のお菓子を、美しい写真とともに味わう。
目次
1章 ヨーロッパのお菓子1
2章 ヨーロッパのお菓子2
3章 アメリカ・カナダのお菓子
4章 アジアのお菓子
5章 日本のお菓子
6章 レトロな洋菓子
7章 芸術家・文豪が愛したお菓子
8章 お菓子の豆知識
9章 お菓子と文学
著者等紹介
山本ゆりこ[ヤマモトユリコ]
菓子・料理研究家。日本女子大学家政学部食物学科卒、1997年にパリへ。リッツ・エスコフィエとル・コルドン・ブルーにて製菓のディプロムを取得後、パリのホテル、レストラン、菓子店と異なる形態の現場で修業を積む。料理はフランス人マダムから家庭料理をマンツーマンで習得。パリにて12年暮らす間、ヨーロッパ中を旅し、様々な食文化に触れる。2000年より、フランスを中心とするヨーロッパの食やライフスタイルをテーマにした本や訳書を30冊以上執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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breguet4194q
105
読書で甘さを楽しめればと思って読んでみました。様々な国のお菓子の紹介やそのお菓子のルーツ、芸術家や文豪のエピソード、豆知識など、結果的に意外にボリューム感があります。日本の和菓子については、月毎に紹介されているのが嬉しいです。疲れた時に開くと、どのページも楽しめます。2023/12/29
もけうに
5
絵本感覚であっという間に読めるが、内容は濃く楽しい。写真豊富で、旅行気分も味わえる。西洋だけでなくアジアのお菓子・郷土菓子・和菓子・日本発祥の洋菓子と、痒いところに手が届く一冊。2024/08/10
Eri
5
手よりも少し大きいサイズで、とても可愛らしい本。 紙もいいし、写真もキレイ。(まあ、小さい本なので字も小さいのが難点といえば難点かな) 世界中のお菓子を由来から知ることができるし、日本のお菓子は月毎に紹介。郷土菓子もあります。 芸術家・文豪が愛したお菓子なんて章も嬉しいし、文学作品も! とても楽しんで読みました。2024/04/18
水蛇
4
旅好きの甘党には素通りできない、日本を含めたいろんな国のお菓子の本。この本自体がかわいいお菓子みたいで、小さな本シリーズにいちばん合ってる♡ただ珍しいものはぜんぜんなくて、定番の国の代表的なお菓子の基本情報ばっかりでちょっとものたりないかも。文学×お菓子の後半のほうが心がおどった。すみれの砂糖漬けを添えたアイスが好きだったコクトーが完璧すぎるし、池波正太郎をして「ハイカラな味」といわしめたホットケーキが黒蜜ベースのシロップだった歴史にうっとり。掲載レシピはバニラのタルトタタンがおいしかったな。2024/11/28
栄吉
2
★★★★★ ちまちま読み。本屋さんで一目惚れして購入。ときめく一冊。食いしん坊な私にはご馳走本でした。2025/03/29