内容説明
数年前に没落した元伯爵令壌エリーゼは市井で逞しく生きていた。彼女には前世の記憶があるため、その知識と特別な魔法“家事魔法”のおかげでなんとか生計を立てていたのだ。ある日、街路の片隅で天使のように可愛い赤ちゃんが捨てられているのを見つける。街の孤児院に連れていくが、その職員には引き取りを拒否された!「だったら前世でも子育てを経験した私が代わりに育ててやる」と奮起して五年。ある日突然、近衛騎士がすっかり愛らしく育ったティーナを迎えに来た。なんとティーナは隣国に嫁いだ王妹の娘だったらしい。ティーナが引き取られたあとも何かと王弟アルベルトが家に訪ねてきて…!?第15回ファンタジー小説大賞成り上がり令嬢賞受賞!!
著者等紹介
せいめ[セイメ]
2021年よりWEB上で執筆および公開を開始。2023年『記憶喪失になったら、義兄に溺愛されました』(アルファポリス)で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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