内容説明
誰にでも成り代わる「身代わり屋」として活躍するジェイド。彼はドルマキア王国の近衛騎士団長ユリウスの依頼によって再び表舞台に立たされた。実はジェイドの正体は、王太子の消えた側室ジェラリア。さらにドルマキア王弟の血を引く事実が明らかになったせいで王位継承権を得てしまったという。一度はドルマキアを離れていたジェイドだが、迎えに来たユリウスの手を取り、またもや因縁の地へ足を踏み入れる。だが訪れた王宮で待っていたのはかつてジェイドを虐げた王妃が失踪したとの報。調査のためユリウスは王宮を離れ、一人残されたジェイドの前に隣国ダンガイトの王子ルイードが現れる。彼はジェイドを我が物とするため恐ろしい策を巡らせ―
著者等紹介
みなみゆうき[ミナミユウキ]
2017年頃からwebサイトにて小説を投稿し、2022年『典型的な攻略結婚をした俺のその後。』で出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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