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内容説明
ピノは幼い男の子の姿をした木の人形。心と魂を持ち、話したり動いたりできる。突然姿を消した、父親代わりの天才人形師・パオロの帰りを1人で待っていた。そんな中、パオロの元弟子だという男・ラウルが訪ねてくる。ピノは彼と共にパオロを探す旅に出ることに。ラウルは、人形から魂を抜いて天へ送る「送りびと」。パオロのような才能がないという彼はどこか暗い影をまとっている。そんな彼に惹かれ、初めての感情に戸惑うピノ。道中、同じくパオロと縁のあるアンジェロにも出会い、旅はパオロを中心に命・魂・愛を巡る物語へ…。ラウルの苦しみは?ピノの一途な想い、そして人形としての運命とは?切なく心揺さぶる「永遠の愛」のおとぎ話。
著者等紹介
伊勢原ささら[イセハラササラ]
誕生日、12月1日。血液型、B型(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
15
おくりびとラウル×木の魔法人形ピノ。あらすじからもう覚悟してたけど、泣かされた~。明るく優しいピノの存在に癒されて心を開いていくラウルの変化も良かったし、ピノを作った天才人形師パオロとアンジェロの話も切なかったけど素敵だった。2024/04/07
京子@オランダ
2
作者さんからのの情報で泣かされるって知ってたので、思い切り泣かされてもいい日を待ってやっと読めた。出てくる人物もれなくピュアピュアで可愛くて心置きなく泣きながら読んだ。こういう素直に心が洗われる本は貴重。次の話しも楽しみに待ってます。2024/02/05
にゃん
2
★★★★☆2023/12/03
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